復興支援住宅エコポイント制度の新規受付は終了いたしまいた。
住宅エコポイントの対象
家電のエコポイントと同じように、窓にもエコポイントが付きます。交換できる商品も地方特産品や商品券まで多岐にわたります。
住宅の所有者が住宅を断熱=エコリフォームまたはエコ住宅を新築することで、エコポイントが発行されます。そのため、以下のケースは対象となりません。
- 賃貸の入居が行うリフォーム
- 会社や工場など住まいではない建物
エコポイントは新築でも今お住まいの住居のリフォームでも良い為、新築基準とリフォーム基準がことなります。
A:新築の場合
- 木造住宅の場合は国の省エネ基準であること
- 上以外の場合は、さらに省エネ効果が高いトップランナー基準であること
(省エネ基準+高効率な省エネ設備の住宅)
B:リフォームの場合
- 窓・外壁・天井・屋根・床のいずれかまたはすべてを省エネ基準(平成11年基準)にすること
なお、リフォームは窓・壁・屋根・天井・床のいずれかでよく、窓は1セットでもかまいません。この点が他の補助制度と大きく異なります。他の補助制度は省エネ効果をシミュレートする必要があり、そのため、リビングであればリビングにあるすべての窓をリフォームしなければなりませんが、エコポイントは商品にポイントが付加されるため、窓1セットでもOKとなります。
また、窓の場合は、
- 今の窓ガラスを省エネ基準のガラスに交換する。
- 窓そのものを省エネ基準の窓に交換する。
- 窓をプラスして二重窓にする。
以上の方法が対象となります。
具体的に東京近郊であればいかの性能以上の窓であれば対象となります。
- ペアガラスに交換する。
- ペアガラス入りのアルミサッシに交換する。
- 一枚ガラス入りの窓を増設し二重窓にする。
窓のエコリフォームとしては、決してハードルが高い物とは言えません。ハードルがあまり高くない。省エネ計算の必要がないなど、取り組みが非常に簡単な為、これを機に、断熱=エコリフォームに関心を持ってもらうことが、この制度の意図ではないかと思います。
エコポイント数
1、窓のポイント数(1ポイント=1円相当)
区分 |
内窓設置(二重窓化)
窓交換 |
省エネガラス交換 |
面積 |
ポイント |
面積 |
ポイント |
大 |
2.8u以上 |
18,000 |
1.4u以上/枚 |
7,000 |
中 |
1.6u〜2.8u |
12,000 |
0.8u〜1.4u/枚 |
4,000 |
小 |
0.2u〜1.6u |
7,000 |
0.1u〜0.8u/枚 |
2,000 |
窓ガラス交換の場合は、ガラスごとにポイントが発行されるため、一見しますとポイント数が少ない感じます。
多くの窓は2枚の引き戸タイプの窓ですから、また、面積も緒と分かりにくいので、少し表を加工してみました。
<二枚引き戸タイプの窓のケース>
区分 |
内窓設置(二重窓化)
窓交換 |
省エネガラス交換 |
ポイント |
ポイント |
大
テラス窓
(お庭に出る窓) |
18,000 |
14,000 |
中
腰高窓
(腰まで壁の窓) |
12,000 |
8,000 |
小
それ以下の窓 |
7,000 |
4,000 |
2、壁・床・屋根(天井)のポイント数
部位 |
容積 |
ポイント数 |
外壁 |
6立方メートル以上 |
100,000 |
屋根・天井 |
6立方メートル以上 |
30,000 |
床 |
3立方メートル以上 |
50,000 |
採用する断熱材によって必要な量は異なりますが、よくつかわれる、ガラスウールなどで表記をしました。これを見ますとある程度まとまった量をリフォームする必要があり、一部屋のリフォームでは難しい量です。
3、バリアフリーのポイント数
1または2のエコリフォームと一緒に、廊下を拡げるなどのバリアフリー工事もする場合のみ、ポイントが付加されます。
部位 |
箇所数 |
ポイント数 |
屋内の手すりの設置(5種) |
箇所数は関係なし |
5,000 |
段差解消(3種) |
箇所数は関係なし |
5,000 |
廊下の拡幅(2種) |
箇所数は関係なし |
25,000 |
ポイント上限(30万ポイント)
一つの住宅で何回でも申請をしてもよいですが、新築でもリフォームでも30万ポイントを限度とします。何度でも良いという事は、ご都合に合わせて、とくに、窓のリフォームの場合はその効果を確認しながら、追加していく事も可能です。
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